記録

銀杏BOYZのライブ記録

11/24 横浜FAD 弾き語り

 

ちょっと時間を巻き戻してくんださい。ごめんね。書くの遅れちゃった。はい、ぐーるぐーる(時間を巻き戻すおと)

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F.A.D YOKOHAMA presents

THE SUN ALSO RISES vol.44

銀杏BOYZ弾き語り

 

2017年11月24日(金)

19時開場

19時半開演

 

セトリ

 

ごめん!セトリ、忘れちゃった。1ヶ月も書くの遅くなったから。肝心なセトリ忘れんなよって思うよね。

 

惑星基地ベオウルフ

BABYBABY

トラッシュ

ぽあだむ

 

は、やった。これ以外は覚えてない。ごめん!

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その日は凄く寒かった。横浜、7度だって。ひい。

学校が終わって、近くの駅で化粧をして制服のまま電車を乗り継いだ。学校は渋谷方面だから横浜とは真反対。寒い寒い。この日からちょうど1週間前、強烈な腹痛に襲われて病院に行ったら胃腸炎だとよ。1週間経って良くなったものの、やっぱりお腹は痛い。寒いし、学校のカバンは重いしさー。

何か夜ご飯を食べなきゃと思ってファミマでファミチキを買って食べたらお腹下した。脂っこいもの食べたの不正解。チーン。

石川町についたのは6時ごろ。とりあえずロッカーを探す。ロッカー、故障中らしい。使えねえ!!

とりあえず開場まで向かう。中華街の脇道を突っ切る。これがまた分かりにくい場所にあるんだよ、まあ。近くのファミマ(またファミマ)でレジのベトナムかファリピン系のお姉さんに場所を聞くと向かいのビルのそこにあると。見たら普通にありました。

でもな、ここで先ほどのファミチキが襲いかかる!トイレに30分ほどこもった。何回かノックされた。私が出たと同時にトイレットペーパーはなくなった。ごめんなさい、後ろに並んでたおじさん。

会場に向かう。向かうって言っても横断歩道渡るだけなんだけどね。

クロークはゴミ袋で500円。クローク1番乗りだった。別にクローク1番乗りでも特に嬉しくないよね。あは。

すぐ開場。整番は109。キャパ450に対してだからまあ良い方だよ。よし。

中に入ると前の方にはパイプ席がセッティングされていて、もうぜーんぶ埋まってる。全員女の人。強い。後ろで見ることになると覚悟したんだけど、左の横を見ると段になっているところがある。ここ、行けるんじゃ…?

ドリンクカウンターの人に聞いて見ると多分大丈夫だと。場合によっては撤退させられるかもだって。撤退させられたら1番後ろに行くことになる。やめてー!

と言うことで、その左の横の段になってるところへ。なんと最前列に行けました。ラッキー!今年一番の幸運!それは言い過ぎた。

まずは対バン相手であり主催者の吾味さんの弾き語り。メインの人は後攻だと思ってたから意外。

吾味さんのステージが終わり、10分ほどの転換時間。その時、私の前にピアスを開けたお姉さんが横からスッと入ってきた。最前を堂々と略奪される。そして峯田登場。

峯田が登場した瞬間さっきまで聞いたこともなかった声援が一気に飛び交う。これ言っちゃ駄目だと思うけど、いや、本当これ言うの申し訳ないですけど、みんな明らかに峯田目当てで来たお客さんだよね。ほぼ全員。分かりやす過ぎだから。

峯田が「ああ、死にそうだ。」と優しく呟く。そう、惑星基地ベオウルフ。

その歌詞の1番最初を聴いた瞬間、涙が止まらなかった。惑星基地ベオウルフ、何年ぶりにやったと思う?ねえ。分かるよね?

正直、クリスマスの近くだし惑星基地ベオウルフ、絶対やるなと思ってたよ。だけど泣いちゃうよ。その時だけ、10年前にタイムスリップしたみたいだった。ボロボロ涙が止まらなかった。隣にいた、先ほど最前を略奪してきたお姉さんもずっと涙を流してた。お姉さん、聴きたかったんだね。やって良かったよね。嬉しいね。私も嬉しいよ。ってそっと思った。

もう駄目だと思った。ああ、死にそうだ。暗い中、峯田にだけ、すとんと黄色がかったライトが当たってそこだけ、しんしんと雪が静かに降ってるみたいだった。涙はボロボロ流れてるけど、びっくりするくらい心は穏やかで安心に包まれていた。あったかかったよ。

そして最後はお決まりのぽあだむ。これは弾き語りではなく、いつものカラオケ(失礼)だったね!みんなぴょんぴょん跳ねる。私も、跳ねる。

すると峯田はステージの端っこまで歩きながら歌ってきて、手を伸ばせば触れそうだった。まあ、触ったんだけどね。そしてサビに差し掛かるとき、なんと峯田、パイプ椅子が並んでるにも関わらず客席に乱入。びっくりしたよ。ファンは殺到。パイプ椅子はぐっちゃぐっちゃに乱れて倒れる。目の前の光景に、嘘だろ?嘘だろ?って声が出ちゃったよ。

男性がマイクを峯田から奪い取って泣きながら歌ってた。そのあと峯田と熱く抱き合っていた。客に支えられながら曲は終わった。まるで、昔みたいだった。やらかしてくれたな!オメーは!!最高だよ!

歌い終わって退場するとき、峯田が私のいる通路まで来たのでどさくさに紛れて抱きつこうとしたけど、私の目の前まで来てUターンして呆気なく奥の方に消えていった。チーン。ズーン。

終わった後の会場はビールはベチャベチャに溢れてるし椅子は散乱してるし、バトル会場かここは。何と戦ったんだよ。

外に出ると冬の空気が押し寄せて、一気に寒くなった。出待ちはギリギリまで残ってみたけど、終電が11時過ぎだから途中で諦めて帰ったよ。終電早過ぎ。もうちと待たせてくださいよ。

帰りは知り合いのファンの方にバイクで石川町の駅まで送ってもらったの。深夜のライトアップされた、だーれもいない中華街を突っ切って冬の空気は冷たくて、一生今日を覚えてるだろうなって思った。

帰りの電車は寝かけた。そしてなぜか足の痺れが酷くて横浜駅で死にかけていた。おしまい。