純血 (今更)

 

 

発売から2年。買おう買おうって思いながらも、なぜか「まだ(買う)時ではない、時が来たら買おう」っていう謎のポリシーを背負い、この日まで来た。けどそろそろ買おうかなーって思ってたらメル○リに定価より2000円安く出品されててね、一発で購入したよ。あのポリシーはどこに行ったんですかね、ありゃ!

 

 

 1時間半かけて読みました。

なんだろ、銀杏は他力本願じゃないんだよね。本をTシャツを何を出すにしても、全部メンバー達とそれを取り巻くスタッフがやってる。(今現在は外部発注が多いけどね!)

最近の他のバンドはボーカルばっか写して他のメンバーをそんなに写してくれやしない。ボーカルメインみたいになってる所、ありますよね?確かに大体のバンドはボーカルが主導者だけども、自分は1年間バンドやってたから、まあ軽音部っつーちっこい内部ですが。だから分かるんだけど、ボーカルだけがバンドじゃないんだよ。自分がバンドやるまではボーカルしか見てなかったし、酷い話ボーカル以外はサポートかなんかとしか思ってなかった。ベースに至っては、音聞こえないし(私の音楽感性がないだけ)居る意味あるの?とか言ってました。全ベースの方に袋叩きにされます。ごめんなさい。

話戻して、

それに銀杏はね、村井さんは女の人だけどメンバーと同じ機材車に乗って常に一緒にいて、村井さんも銀杏BOYZのメンバーなんだよ。大体のバンドはライブ風景ばっかしかなくて、その移動中のメンバーがサービスエリアで遊んでたりホテルでアホみたいな事してたりそんなのは撮らなくて。カメラマンと現地で待ち合わせ!ってのも少なくはない。だけど銀杏はそこまで入り込んでる。綺麗なとこばっかり撮るのはそれはそれで良いと思う。だけど舞台裏や、メンバーの素顔、そういういろんな感情が入り混じった汚い部分も絶対に必要だと思う。

むしろ、かっこいい部分よりも、輝いてる部分よりも私ならそこが見たい。そこが撮りたい。そこが知りたい。私ならね。

 

1番驚いたのが、村井さんは高校生の頃からライブハウスに居て、撮ってたって話。学生の頃から撮ってたっていうのは知ってたけど、高校生とは知らなかった。凄いよ、凄いよこれは。

村井さんが銀杏と出会ったのは運命かもしれないけど、でも運が良かったんだとも思う。だってただの大学生のインディーズバンドを高校生の時にライブハウスで撮ってて、それが後に日本最大級フェスのロッキンに出るなんて、ね。だけど、運が良かったとも言えば、逆に村井さんが居たからこそだったのかもしれない。それは内部者じゃないと分かんないよ。逆にそんなのただのクソみたいなファンの私が分かってたらマズいでしょ。

 

最初ちんこしか出てこなかった(ごめん、それは言い過ぎた)けど、なんか最終的に感動して泣いた。あのドキュメンタリーDVD、僕たちは世界を変えることができないを見た時と同じくらいの余韻。写真集なのに確かにそこには物語があって1本のDVDや映画を観た後みたいな。写真って、こんなに多くのものを伝えられるんだ。その時のこと、私はその場にいないのにまるで自分が見たように、メンバーの声も聞こえて来そうなくらい。昔のみんなが動いてるようにすら見えるよ私には。

私はカメラを通して、と言えばまだはっきりとは分からないけど、カメラを通して、映像を通して、絵を通して、文をこうやって書くのも好きだから記事という文体を通して、とにかく何かを発信する人になりたい。これはもう絶対だから。いや、本気で叶えるよ絶対だからな。

そういう所では、カメラマンとして、発信者としての村井香さんは、本当に憧れなんだよ。ライブ会場で見かけるけど、本当に輝いてる。

 

昨日ね、骨のPVのね、これまたすんばらしいのが公開されたからね、アイデン&ティティのDVD観ようと思ってたんだけど、写真集でキャパオーバーなので、また明日に観よう。

骨のPVの話はまた後でね。f:id:kirokuever:20170824232636j:image