記録

銀杏BOYZのライブ記録

ツアー新木場coast

さて、初めてのライブ記録を書く。めんどくさいので、ですます調は辞めます。それでは。
「初めてのライブ記録」と書いたけどライブに行ったのが初めてなのではなく、ブログを投稿するのが初めてって意味だからね。
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2017年5月28日日曜日 新木場コースト
ネバーヤングビーチをゲストに対バン。
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セトリ

人間
若者たち
駆け抜けて性春
大人全滅
べろちゅー

夢で逢えたら
ナイトライダー
エンジェルベイビー(新曲)
援助交際(アレンジ)
ベビベビ
新訳銀河鉄道の夜

僕たちは世界を変えることができない

アンコール

ぽあだむ
愛してるってゆってよね

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その日は晴天だった。かなり暑かった。整番はキャパ3000ちょいで2000番代だった。
下手側の最前列で観てました。
人間から始まり、途中で下手側に移動した峯田氏はアコギをエレキに持ち替え、途中で若者たちに入る。私は若者たちで泣いた。
駆け抜けて青春をまさかやってくれると思ってなかったので感動しすぎた。もう一生やってくれないだろうなと思ってたから。最高だった。
新曲はあんまり期待してなかったんだけど疾走感が凄くてテンションあがった。初めて聴いたのに、凄くノれて。これ私に向けて?とか思った。タイムリー過ぎて。「どうして僕いつも1人なんだろう。」
夢で逢えたらはいつも通り1番ライブで聴くと最高な曲。ウォークマンに入っているけど、普段は殆ど聴かないのに。手を上げながら汗だくでノるのはエモかった。
まさか、まさかまさか援助交際をやるとは思ってなかったのでもう、なんだろう、言葉に出来なくて、信じられなかった。これ、自分のために歌ってくれてんじゃない?ってなった。そのくらい。でもアレンジはしないで欲しかった。変なサウンドでダンスミュージックにするのはやてて欲しかった。歌詞は若干変えてあり、あの娘のIDをゲットするためって言ってた。
この新木場公演が行われる1週間前のこと。イギリスのマンチェスターでアリアナグランデのライブ中に爆発テロが起こり、沢山の犠牲者が出てしまった。正直、そんなニュースを見たあとだったから、少しライブに行くのが怖かった。新訳銀河鉄道の夜の前かな。峯田氏が黙祷しましょうと言った。会場全体で黙祷。もうこんな悲しい事件は起こらないように。
そして新訳銀河鉄道の夜が始まる。一瞬、音がやんだ時に聞こえた、ライブハウス特有の、ザーッて雨の音みたいなのが聴こえる。幻想的だった。
新訳銀河鉄道の夜は本当に綺麗だった。星空。クラスに友達なんかいない、つまらなかった文化祭の帰りにどっぷり疲れて、電車で聴いてたのを思い出した。
光は今回のツアーでものすごく評判が良い。だけどごめんなさい。光をやってる時にはもう疲れきっちゃって、あんまり覚えてない。ああ、やらかした。新曲とか援助交際歌ったのとか、私のために歌ってくれたんじゃない?って本気で思ってしまった。そんなわけは絶対にないんだけどね。でも、少なくとも、銀杏だけではなく、他の音楽にも共通するが、歌手に対して受け手が、これは私のことを歌っているんじゃないか!と思うことは多いと思う。そう感じるからこそ、好きになるのではないか。
帰りに出待ちをして車越しだったけれど、峯田氏と握手をすることが出来た。いつか、お話してみたい。伝えたいこと、沢山あるよ。
今回の新木場、最高。
私は昔の銀杏のライブ映像を観て好きになり、昔のライブに憧れていた。だから最近の銀杏の活動には違和感しかないし、不満も多い。たまにイライラする。残念な気持ちを常に持っている。でも、ここ最近の銀杏のライブでは、今回が最高なのではないか。新木場コーストから駅まで全力疾走した。生きてて良かったと思った。
今年最高の思い出になるなこれは。

 

ありがとう

 

例外なく、私は人とコミュニケーションを取るのが苦手。そして誰もが軽々と出来ることが、全く出来ない。人並みにすらなれない。努力してるのに。それでね、辛いこと、悲しいこと、何か考えたこと、それを峯田氏のインスタのDMによく送ってしまう。かなりの長文で。冷静に考えると、何で私は大好きな人間に、それも有名人に、何でこんな愚痴みたいな物を夜な夜な、送ってるんだろうってなる。申し訳無さすぎる。いやマジでごめんなさい。反省してますいつも。だけど送っちゃいます。ごめんなさい。

それでも、大好きな人に話を聞いてもらうと安心するってあるじゃない。それと同じ原理なんだろうね、送ることで安心する。完全に自己満足の世界です。

それに、送ると絶対に既読をつけてくれる。その「既読」の、そのたった2文字で私は命を繋ぎとめてるようなもの。本当に申し訳無い話なんですけれどね。いつか会えたらスライディング土下座するんで許してください…。

 

私の家は両親仲良くて、姉妹も別に普通だし、別に家族間には何の問題もないしむしろ良い家庭の方だと思う。だけど、4月、5月、ぽっかり穴が空いたように寂しくて電車に乗ってるとなぜか涙が止まんなくなって、部屋にいても机のライト以外真っ暗にしてカーテンも開けないでずっと布団の中にいるような感じだった。

その日も、それでいつものように昼頃に長文を送ってしまった。しかもその日は凄く駄目駄目な気持ちで、病んでるのを送ってしまった。あの日は相当辛かった。

いつもは夜に送って、次の日の昼頃には既読がつく。だけどその日は起きて昼になっても既読つかない。忙しいのかな?って思ったけど、いや、あんなクソみたいな長文送ったから嫌われたのかもしれない…。夕方になっても既読は付かない。あー、もうこれ終わったわ。もうすぐブロックされんだよ。はい死んだ〜〜。って思った。悲しすぎる。もうライブも行けないな。夜9時頃、見たら既読ついてた。ついてた!!!一安心して、その件は終わった、はずだった。

その日の夜、スマホの通知を見たら、インスタの通知が来てた。峯田氏が画像を投稿すると通知が来るように設定してたので、またいつものように投稿したのね、って思った。でも、何か通知が違う。よく見たら私のIDも書いてある。そう、私の送ったDMに返信が来てたの。返信なんか来るとは1ミリも思ってなかったから、良い意味でパニックになり、酸欠になり、どうしようどうしようって混乱したよ。それから30分くらい、落ち着くまでDMを開けなかった。やっと落ち着いてDMを開く。結構長文でお返事してくれてた。返信の内容は書けないけど、やっぱり私のために返信を書いてくれたのだから、誰にも見せたくない、大切にしたいってね。だからTwitterやってるけど、誰にも言わなかった。

それで、返信してくれた内容を読む。泣いた。それは、ああいう青春時代のモヤモヤした衝動を歌にしてきた人から貰った言葉は、親やその辺の大人達から言われるよりも何百倍も説得力があって、心に深々と刺さった。その後に聴いたトラッシュは言葉に出来ないくらいで、私を包んだ。涙が止まらなかった。音楽って凄いなって改めて思った。峯田氏も私と同じくらいの歳の時、おんなじ気持ちだったのかなあって。その夜は、ここ数年で一番よく眠れた。誰かに受け入れて貰えた気がして、安心感に包まれてた。1人、布団で寝てたんだけど、私の隣に確かに人のあったかさを感じた。その夜はだから、誰かと一緒の布団で寝てる気がしたんだよ。私を受け入れてくれた、誰か。

この日のことは一生忘れない。

 

その次の日、学校の帰りにセブンイレブンでDM画面のスクショをプリントアウトしてきた。設定ミスってちょっとデカくコピしすぎたけどな。そして部屋の壁に貼った。

ありがとう。とにかくそれしか伝えられなかった。本当にありがとう。

ブログを書こうと思ったきっかけ

始めまして、こんにちは。この度ブログを書こうと開設しました。使い方がよくまだ分かりません。

さて、なぜブログを書こうと思ったのか。

私は銀杏BOYZが好きです。もっと早くファンになればよかった。全盛期の銀杏を生で観たかった。YouTubeにある2004年〜2008年のライブ映像を何回も観て、憧れて。本当に、あの時の銀杏をリアルタイムで、生で観れたファンの人達が羨ましくて羨ましくて。そんな時、たまたま見つけたブログ、もう10年以上も前の、2005年くらいのアメブロ、もうその筆者もとうにブログを辞めちゃって、放置されてるような、そんなブログをたまに見つけます。それを読んで、当時のことを思い浮かべるんです。ああ、こんな空気だったんだ、とか。もう書いた人は書いたことすら忘れてるかもしれない。だけどそのブログはネットの海の中に永遠に放置されていて、忘れ去られた頃に、新しいファンによって読まれる。素敵じゃないですか。だから、私も書こうと思いました。10年後くらいにこのブログをたまたま見つけて、誰かが読んでくれることを願います。